こんばんは。
昨今、ホストになりたい、大金を若くして稼ぎたいと思う若者の減少を寂しく思い
このブログを始めた、現役でホストクラブを経営をしている者です。
前回の投稿では
、「ホストは稼げる！」と声を大にして伝えるといった内容でした。
大まかな入口部分しか話していないから、今日からまた具体的に
ホストそのものについて話していこうと思う。
私は、会社員を経験してから、20代後半に夜の世界にどっぷり入り込んだのだが
最初から、売れたわけでもなかった。
というか。
そもそも今現在どんなカリスマと呼ばれるホストも最初はただの新人。
程度の差はあれ売れるまでには時間がかかる。
でも、昼間の仕事と違って、5年10年経験を詰めというわけじゃない。
数週間、数か月で売れるコツなんてものは分かってくる。
私が、夜の世界に飛び込んだのもそういった特色があるから選んだようなものだった。
最初はわけもわからず働くんだよな。
来る日も来る日も酒飲んで、ワイワイしたかと思いきや
歌舞伎町なんかは比較的多いんだけど、来店してもまったくしゃべってくれなくて
つまらなそうに携帯をいじっているお客さんの相手して。
上司には、サボるな、声出せ、お客さん呼べ、シャンパンコール覚えろ…。
入りたてだから、気軽に相談できる仲間もいない。もちろん親にも友達にも言えない。
苦しい。
苦しい。
苦しい。
で、そこで折れちゃう奴はすぐ飛んじゃう（無断退店）
10人新しく入ってきてたら、3ヶ月後には1人か2人くらいしか残らないのはそういう訳。
どんなに女慣れしていようが、顔がよかろうが、ファッションセンスがあろうが
その根底にある
「気持ち」の部分がしっかりしていないと、
売れる素質を持ってるのに、全く売れずに無駄な時間を過ごすことになる。
心、メンタル、気持ち。呼び方はなんでもいい。とにかくそういった基礎になる部分を
固めておこう。
正直それだけで売れる。
嘘だと思う？
たしかに生半可な気持ちじゃだめだね。
例えば、親が死んでも休まずお客さんに笑顔ふりまくとか。
恋人から「ホスト辞めなきゃ別れる」と言われても、躊躇なく別れるとか。
そういうレベル。
私もプレーヤー時代は、似たようなことをかなり経験してきた。
その度に歯を食いしばって、前に進んでいったから、ホストクラブを経営するポジションに
今つくことができたのだと思っている。
ホストスピリット。
何にも屈することのない、一度立てた目標は何が何でもやり通す強い気持ち。
苦しい、辛いことは、何度も荒波のように押し寄せる。
それは自分だけじゃない。みな同じ。
その中で、自分だけは弱音を吐かず、笑顔でポジティブに前に進んでいってみ？
いつのまにか、自分だけになっていて、いつしか周りが認めてくれるよ。
№1という称号を。
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